10位:サナダムシ 年間犠牲者:700人

サナダムシは、通常はクマやきつね、犬、猫などの動物の内部に生息する寄生虫ですが、人間の消化器官にも寄生することがあります。牛肉や豚肉からも感染の可能性がある一方、日本では魚介類を介して感染することが一般的です。

寄生されても通常は軽い症状で済むことが多いですが、一部の種類は幼生のまま体内を移動し、通常寄生しないべき部位である脳などに定着することがあり、その結果として人間(宿主)が死亡することもあります。年間におおよそ700人がこの寄生により死亡しているとされています。

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